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4年生の新学期&2017年度の入学者

さて4年生の新学期が始まりました。
先日は子ども小学校入学式に妻と一緒に出席しました。保育園の友だち皆同じ小学校で、また真新しいランドセルを背負って嬉しそうでした。入学式では1人1人名前を呼ばれ、元気に返事をしていていました。校長先生からは保護者に対して「大切に育ててこられたお子さまを、6年間大切にお預かりします。」と優しい言葉をもらって安心しました。

子どもは小学校が終わったら併設の学童クラブに行って、皆で遊んだり本(マンガとか…)を読んだりして過ごし、私または妻のお迎えを待ちます。新しい環境に最初は少し不安そうにしていましたが、今は明日からの給食を楽しみにしています。そうだ(巷で話題の)PTAの書類もどっさりもらいました…ああもうそんな年なんだなぁ…と思って。笑 ○○当番とか、各クラス○名ずつ…と記載があり、どれならできるかな…と妻と一緒に考えています。

さて私の所属する医学部の2017年入学者は、ぱっと見たところでは最年長が26歳1人、次に25歳が2人でした。2016, 2017年度とも最年長が26歳なので、ひょっとしたら26歳超の年齢の人は…ただ実際に30代の人がどれだけ受験してどれだけ合格したのか、他校へ行ったのかは分かりませんので、これだけで「年長者に厳しい」とは言い切れないと思います。入学時26歳超の入学者が見当たらないというのは今のところ事実です。新しく分かったことがあれば適時、ここでお伝えしようと思っています。
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来月から4年生です

さて私ごとながら、無事に4年生への進級が決まりました。医学部に入学してから大学生活の半分が終わり、折り返し地点に来ました。私たちの学年は留年者が例年より少なく、今のところ比較的順調です。このまま国試まで皆で頑張って行ければいいなあ…可能なら2020年に国試合格率100%?笑 と思っています。

さて全国の医学部では新しいカリキュラムが導入されており、大学病院での臨床実習の期間を伸ばすために、臨床実習に出る前の基礎医学科目の履修が前倒しになっています。私の大学でも1~2年生の基礎医学科目が3か月前倒しにされ、タイトになっています。今年の1年生は新カリキュラムになったこともあるのでしょうか、留年者が例年より多かったことを残念に思っています。新カリキュラム導入にはもちろん大学側の意図があります。仮に以前のカリキュラムのままだと…私の所属する○○大学は全国の医学部で唯一、国際基準の新カリキュラムを満たせず「米国留学できない唯一の医学部」になるわけにはいかないですからね…。

4年生ではCBT(今までの基礎医学全分野の試験)を受験して、医学部5年生からは臨床実習が始まります。医学部生が、student doctorとして大学病院で教授他医局のドクターから指導を受けます。医師の世界は、学生の時分から人が人を諭し教える仕組みが備わっています。医学部卒業後も、指導した、してもらったという歴史とそのときに培った人間関係がずっと続いて行くので、医師の世界は人と人との繋がりがとても強固だと思います。もともと狭い世界ですし、人間関係は強固で…1人1人が専門家でありその専門分野にお互いに敬意を払いながら協力して患者さんに向かっていくという姿勢を持っていると思います。

春休みに私は、今まで1年生~3年生の勉強の復習をしていました。テスト前に急いで頭に詰め込んだ知識はすぐに忘れてしまうので、今の時間のあるうちに内科の厚い本や、心電図の見方とか、画像などよく出るポイント以外の周辺知識を読みこんで理解することが大事だと思います。覚えることも多くて忘れることも多くて、もうまた覚えたのに忘れて出てこない、ゴロ合わせ自体を忘れてしまうこともよくあって…ああまた…と思いながらも頑張っています。

今春医学部に合格したかたはおめでとうございます。受験が終わり、しばらく新生活に慣れるために勉強は後回しでいいかな…なんて思ってると取り返しのつかないことになりますので、新1年生は毎日、少しでも勉強する習慣を作っておくのが良いと思います。1日2時間でも勉強すると、3か月後には大きな差になります。継続は力なり、ですよね。それに加えて、暗記を重視すること=これは何?と聞かれたときにすぐに答えられるような知識を身に着けることも大切です。医学部の勉強は、知ってるか知らないかで評価されます。理解しておくと、長期記憶をたぐりよせて思い出す一助となります。また他人に説明する際に「これは○○です。」とキーワードだけ言うよりも、周辺知識を少し知っておくとより分かり易く説明できると思います。
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家庭教師の生徒さんを募集しています

私を家庭教師として採用して頂けるご家庭を募集します。
お話しだけでも伺いますのでお気軽にご連絡くだされば必ず返信します。
お問い合わせの際は、生徒さんの学年、希望科目、ご自宅の最寄り駅を明記ください。
quant_med@cap.ocn.ne.jp
(決まりましたらこの記事は削除します。なるべくお早めに。)

・指導可能科目
①[数学]、[英語]、[物理]、[化学]
…新課程、旧課程、旧々課程すべての範囲を指導可能です。
②[医学準備科目]、[基礎医学科目]、[臨床医学科目]、[共用試験(CBT)対策]
…医学部新1,2、3年生の学生さんに対して、勉強のペースメーカーとなることが可能です。

・報酬
過去平均的に頂戴している報酬として、時給6,000円程度が目安となります。

・自分の性格
人として十分に成熟しており、落ち着いています。
子どもが好きで、将来は小児科医を志しています。

・指導のしかた
(1)基礎を大切にします。医学部入試問題を例にとると、A(基本問題)、B(易しめの標準問題)、C(やや難しめの標準問題=合否を分ける問題)、D(ほとんど解けない問題)の4種類に分けることができます。合格するにはABを取りこぼさずに正解し、Cをできる限り善戦することが大事です。A、Bの問題を取りこぼすとそのビハインドを取り戻すためには代わりにC、Dを正解しなければならなくなります。基礎を確固たるものにすると模試の点数が安定し、解ける問題が広がることで成績が徐々に上がって行きます。
(2)私は「なぜ?」と質問をよく投げかけます。生徒さんの返答により分かったふりを見抜きます。人に説明できるよう自身の頭の中で考え再構築するプロセスは非常に大切ですし、記述式試験でもそうですが人に説明できるようにできてこそ真の学力だと考えています。
(3)生徒さんに説明して生徒さんが分からないときは、毎回別の切り口で説明を行います。問題と生徒さんの学力にギャップがあり、現時点での理解が難しい場合は、そこで完璧に理解させるような深追いはせず、あと回しにして生徒さんの学力向上を待ちます。
(4)解法のテクニックは私も色々と持ち合わせていますが、テクニックを重視せず基礎から地道な理解を身に着けていく学習法を提案します。このため、私を家庭教師として採用していただいても生徒さんの成績が急にジャンプすることは期待しないでください。継続的に勉強を進めていくと確実に、徐々に上がって行きます。
(5)生徒さんの質問に対して、解答に時間を要するときは、その場で解答せず私の宿題として持ち帰ります。

・予備校講師との違い
予備校講師は1科目のみの指導ですが、私は全科目の指導が可能です。このため、生徒さんの入試科目全ての実力を的確に把握し、現在の学力とその伸びしろに応じた勉強時間の配分を提案することが可能です。

・学生家庭教師との違い
私は一般的な医学部生よりも総合的な学力が高く、学問に対する理解度に深みがあります。実際に合格実績を持ち、かつ現に合格水準にある医学生が御自宅に伺うことで、生徒さんは実際に合格水準にある学生の実力レベルを肌に感じることができます。同時に、私が医学部での生活やできごとをお話しすることで、生徒さんは医学にさらに興味を持ち、勉強を進める励みになると思います。

・自己PR
私は30代後半です。妻と6歳の子どもがいます。東大卒業後メガバンク就職し、社会人として活躍しながら医学部に再入学しました。合格したあとに会社を退職し今に至ります。

会社勤めの当時に受験した2013年11月の全統医進模試では偏差値72.3、全国87位でした。(添付の写真をご参照ください)

所属する医学部では、1年次2年次とも成績は最上位であり、2年間続けて特待生に選定され授業料減免を受けています。本学医学部を代表する学生として、学業成績だけでなく、人物面も大学側から高く評価されています。
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子どもの卒園式

先日、子どもの保育園の卒園式に出席しました。
子どもは1才のときのりす組から、ひよこ組→くま組→きりん組→ぞう組ときて今月で卒園です。
入園した当時は、私は会社員でしたのでビジネススーツで、妻と協力して保育園の送り迎えをしていました。3年前からは大学生になったためスーツを着ることもなくなり、夏休みには短パンTシャツで(しかもかなり早い時間に…)子どもを迎えに行っていたので、保育園の他の親御さんからは「このお父さんは本当に昼間の仕事しているのだろうか?」と思われてたかもしれません。笑

卒園式では、1人1人が園長先生から保育証書を戴いて、みんなの前で「大きくなったら○○になりたいです!」という場面がありました。女の子はパティシエやケーキ屋さん、キャビンアテンダント…男の子はサッカー選手やパイロットなど、子どもらしいですね。夢は大きくていいですよね…可能性は無限大です。さて、うちの子はなんと「大きくなったら"Youtuber"になりたいです!」と言いました。私は事前に聞いてたのですが、周りの親御さんはびっくりしていて。保育園では今まで初めてだったのでピンとこない人も居たようです。Youtuberは小学生が将来なりたい職業として人気が高いようですね。

「大きくなったら○○になりたい」というメッセージは、1人1人の子どもの価値観をズバリ表現する非常に興味深いものだと思いました。私自身、Youtuberは素晴らしい仕事だと思っています。人が人を楽しませるコンテンツを創ることは、機械やコンピューターでできないことです。またYoutubeの世界は完全な実力主義で、視聴数、チャンネル登録者数が実力です。その人の経歴学歴職歴家系人脈コネツテ推薦公認などバックグラウンドや何や一切関係ない世界です。PCとカメラがあれば誰にでもチャンスは平等にあります。このような点で私はYoutubeの世界を肯定的に見ています。皆が皆、精いっぱいに競ってどんどん面白いコンテンツを創っていく、視聴者も楽しめますし、Youtuberも収入に結び付きます。ある意味、理想的な世界だと思っています。現実の社会では、実力が客観的に評価される場面は、ほとんど無いのではないと思います…せいぜいセンター試験や大学入試まででしょうか。大事な場面で結局、主観的な「人の好き嫌い」で決するという印象を強く持っています…。

子どもは保育園のお友だち皆と同じ小学校に行くことで、とても嬉しそうにしています。新しい机、ランドセル、筆箱も買いました。おなまえシールは妻が注文して昨晩届いていました。入学式までに、持ち物すべてに貼るのです。笑 私はあと3年は大学生なので東京に居ますが、その後はなるべく子どもに転校させたくないなぁ…と思っています。転校は見知らぬ社会に、もうコミュニティができているクラスに1人で入っていくため、子どもにとって大きなストレスになります。だから親として避けてあげたいと思います。今のお友だちとずっと大切につきあってほしいですし、大人になって家に帰ってきたとき、近くに昔からのお友だちがいてほしいと思います。

私は銀行員としてメガバンクに入社し、当時は海外に行きたいです!英語勉強してます!とアピールしていました。実際に私の同期は多くの人が海外で働いています。先進国で働いている人は少なく、ビジネス拡大が見込まれる、中国、韓国、インド、シンガポール…などです。子どもは何回も転校し、もう日本語より中国語のほうが上手いというご家庭もあります。メガバンクの行員は収入は良いですが、ずっと東京で暮らしていけるわけではないですからね、中国に行ってもう3,4年帰ってこれないとか…こういうことまで若い頃には考えてませんでした。高収入でも、家族が別居したり、家族で転々と引っ越しする働き方は、私はまったく意味がないと考えています。お金より何より大切なこと、それは家族が毎日一緒に暮らすことだと考えています。
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2016年度の入学者について

久しぶりの更新です。
色々と多忙で、ブログから遠のいてしまいました。入試のこの時期、アクセス数が大幅に上がっていましたので、何かupdateしようと思って書くことにします。

2016年4月入学の1年生は、最高26歳が2名います。前年(2015年入学者)は最高29歳が2名でした。最高齢が年々低下しているのは気になりますが、3浪以上の人は10人強いますので入学者平均的には前年とほぼ変わらずでしょうか。

昨年、今年と、家庭教師として生徒さんをサポートする傍らで医学部受験を見ていますが、最近の入試はかなり過熱していると思います。5年位前まで、入試問題は基礎的な内容が殆どで、基礎~標準レベルの問題を失点せず着実に得点することで合格ラインに達したと思います。ところが最近は基礎的な問題が少なく、かなり本質的な思考力を問われる問題、いわゆる初見の入試問題が多くなってきたと思います。今までのように、予備校で暗記中心の詰め込み受験対策をして偏差値60-65程度まで到達したら、どこかしら合格するだろう、という見込みは消失していると思います。マーク式の試験で「記憶力の勝負」というよりは、記述式の試験で自分の「思考のプロセスを(途中まででもたどって)他人に明快に説明できる」人が強いのだと思います。入学後は地道な暗記メインなんですけどね…暗記だけ力に任せて「知らないこと、見たことないものは解けない」と諦めてしまう学生はほしくないのかなと個人的には思っています。

※私の所属する○○大学は、今次(2017年度入試)、志願者数が減少したのですが、これは医学部専門予備校内で「○○は補欠が回らないから」と受験に消極的だという話を耳にしました。他校と比べて補欠が回るかどうかは分かりませんが、入学者は補欠合格の人が多いですからね、前向きに受験してほしいものです…。
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病院実習~小児科にて

先日、大学病院にて病院実習がありました。
私は私は小児科を希望しました。希望叶って行くことになり、期待に胸を膨らませていました。

行く前私は、大学病院の小児科だから、一般の診療所では対応が難しい、先天異常や重篤な疾患をもつ子どもが多くいると予想していました。せっかく行くのだから、大人の内科と異なる、小児科ならではの医師の姿を学び、今後の勉強の糧にしたいと考えていました。

当日の朝、大学病院の医局に行き、挨拶をして教授の診察に付き添いました。それが…子どもが来ないのです。お母さんばかりなのです。教授は小児科の中でも神経内科を専門にしているかたで、「てんかん」や「ADHD」の子どもが対象でした。このような子どもは、突然暴力的になったり落ち着きがなくなったりするので通常学級での学習が難しく、支援学級で学んでいるのです。それで、お母さんが、1-2か月に1回、学校での状況を話して、今後の相談をして薬をもらいにくるというところでした。

その後、病棟とNICUを見学しました。NICUには低体重の生後間もない赤ちゃんが居て、小さいからだで必死に生きている姿が印象的でした。カプセルケースの外からお母さんが手を入れて、着替えさせたりしていました。子どもに対する愛情って格別ですよね。私にも子どもがいますが、もう、この子に会うための人生だったと思えるくらいの愛情を感じます。午後は、救急車で熱性けいれんの子どもが運ばれてきたり、風邪の症状で親子で外来に来た患者さんがいました。

1日、患者さんに対する教授の診察を見て思ったのは、親は子どものためだとものすごく不安になってしまうことと、親を安心させる技術を小児科医は持っているということです。具体的には、親は子どもが高熱が出ると、本当は重症なのでは、脳炎になるのではないか、将来に後遺症が残るのではないか…と悪いように考えてしまいます。子どもが自身の症状を明確に話せないので、どれだけ深刻なのか、それとも軽症なのか分からないのです。そこで教授は、いくつか問診して触診、聴診します。そのあと子どもの腕や足を動かしたり、先生の親指を見つめてね、と言って眼球の動きを見たり、また子どもを横にして首を持ち上げたりするのです…これは身体の「反射」を確認しています。有名なのは膝蓋腱反射ですね。反射が正確かどうか、1つ1つ確認して、それで「疲れからの風邪ですね。特に脳に影響はないですから、ゆっくり休んでくださいね。」と言うと患者さんは安心して帰って行きます。…この手技がなくて問診、聴診だけだと、親御さんは不安になるかもしれませんね。こうやって反射が正確だというのを親御さんにも目で見せて、だから大丈夫ですよ。と自信持って言ってあげると親御さんも安心なのです。

小児科は各診療科に細分化されていないこともあり、小児科医は総合診療医としての幅広い知識と技術が必要だと思いました。そして親御さんを安心させる技術、大事ですよね。銘記しておきます。だんだん私も将来こんな医師になりたいな、と将来像が見えてきました。もういい年ですが、この年齢で勉強をさせてくれる大学に感謝して、引き続き頑張って行きます。

※2年次成績が最優秀賞であり、今年度も大学より特待生表彰と授業料減免を戴きました。模範となる生徒となれるように、これからも頑張って勉強します。
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3年生の臨床医学

無事に3年生になりました。

2年生までは基礎医学として、生理学(細胞の微細構造や電解質イオンの流れ)や、生化学など…を学んでいました。3年生の臨床医学では、患者さんの病状に直結する勉強が始まっています。まさに臨床医学の大海原に、(スワンボートですが)漕ぎ出したという気持ちで臨んでいます。講義には大学病院の教授陣が来て、丁寧に分かりやすく、(また教授陣は大学OBですので…)後輩に対して暖かい目で、愛情持って教えてくれます。例えばこのような症状のときは、頻度が高いのはこの病気だよ、でも、めったにないけど絶対に見落としてはいけないのはこちらの病気だよ、患者さん死んじゃうからね!取り返しがつかないよ!などと言われると非常に興味深く、一生の記憶に残ります。ここでの勉強は将来医師になったときの実力に直結するため、一生懸命に勉強しています。私自身も意欲にあふれていて、講義室の一番前の席に座って毎日少しでも吸収しようと努力しています。

4年生の終わりにはOSCE(オスキー)という、5年生からの病院実習に出るための国家試験があります。そこでは医学の知識だけでなく、医師としての患者さんに対する実技も含まれています。今日はそれをまず早期に体験する目的としての、医療面接の実習がありました。ボランティアの模擬患者さんがいらっしゃって、医師としての医療面接を本番さながらに行うのです。「お名前をフルネームで教えてください。」「今日はどうされましたか?」「今まで大きな病気にかかったことはありますか?」などと話してゆくのですが、模擬患者さんは初めて会う人ですし、私たちにとってかなり年上の人なので、多くのクラスメイトにとってはうまくコミュニケーションすることが難しかったと思います。私は皆さんより年齢がだいぶ上ですし、ある程度スムーズに話すことができました。模擬患者さんにも「3年生とは思えない」と言われて恐縮してしまいましたが、ある意味…そりゃ普通の3年生ではないですから…笑 皆さんより長く生きている分、色々な歴史や経験を持っていますから、皆さんよりある程度はアドバンテージ持っていて当然だと思っています。そういうところを客観的に評価されると確かに高い評価になるのですが、人生経験豊富なものですからそうあるべきであり、いいかっこすべきところでもなく普通です。ダメ出しを謙虚に受け止めて、本番のOSCEへの糧にしようと思いました。

良い臨床医になるためには、患者さんに対する共感が必要だと学びました。そして、患者さんに対して、1人の人として興味を持って、症状に対して一緒に原因を見つけて行こう、という気持ちを持つことが大切だと思います。単に質問リストにある「アレルギーはありますか?」「最近、ストレスを感じることはありますか?」などと列挙して矢継ぎ早に聴いて行くことでなく、目の前の患者さんに対して興味を持つと自然に、次に聞きたい言葉が口をついて出てくるものだと思います。この今の気持ちをずっと大切にしたいと思いますが…実際に医師になると1日80人の患者さんが来るわけで、1人にかけられる時間は実際5-6分というところです。全ての患者さんが初診ではないにせよ、多くの患者さんが順番を待っているなかでこのようにゆっくりと時間をとることは現場では困難なことも承知しています。それでも、1人1人の患者さんに人として興味と愛情を持って接することで、患者さんの心に響く、患者さんにとって言いにくいことも話してもらえるような、まず人として信頼される医師になりたいと思いました。
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今日はスポ末

タイトルのスポ末とは、スポット(2営業日後)月末のことです。
今日はスポット年度末(=3月31日の2営業日前)で、金融機関で働いていたときの思い出の多い日です。

毎年3月31日は年度末のため、市場に地方金融機関が資金を出さないのです。(年度末時点でのバランスシートによって、リスクアセットやBIS比率が公表され、また会計処理上の問題もあり…)なので市場はお金の取り合いになり、翌日物やレポ(国債担保に資金を1日借り入れる)金利が上昇します。日銀が資金供給してなるべく前日と同じレートになるように誘導するのですが、そうなると誰しも低い金利で資金を取りたいのでギリギリまで待ってたりして、神経戦になります。

私は就職して新人研修を受けた後、短期社債のトレーディング部署に居て、日々の資金の取引も行っていました。私の居た銀行は年中資金不足で、日々資金を調達するのが仕事でした。毎朝8時半から、今日は3000億必要だ頑張るぞ…と、いつものメンバーに電話をかけたり入札します。地銀さんは優しいです。系統金融機関はときどきシビアですがまあ付き合いでなんとかなります。どうしても足りない時は短資にお願いするとすぐ用意してくれます(←短資はいつも、すごい調達力だなぁと思ったものです)。厳しいのが投信(MRFやMMFなど日々運用しているファンド)で、特に年度末になると彼らは足もとみてきます。(そりゃそうだ、MMFの運用実績が良いほうがより選ばれますからね。)

ある年の今日、スポット年度末の日でした。毎日安定的にやりとりしている某投信が、この日1500億の予定だったのですがほぼロンバートのレートを提示してきて(ロンバートレートと言うのは、どうしても市場で資金がとれなくて資金繰り倒産するような状態になりそうなときに、最悪の場合に日銀が金融システム安定のために貸し出してくれるペナルティの高い金利です。)、私も若かったのもあり、「じゃ今日は止めましょう」と言って電話をガチャンと切ったことがあります。1500億くらいなんとかなるだろうと思ってて。で、上司に「1500億、他から調達します」と言うとめちゃくちゃ怒られました。「今まで毎日毎日、やりとりしてきた関係を今日1日で終わらせるのか!」で、しゅんとしていると、「気持ちは分かるが、こんなの年に1回だからうちが一歩引いてサービスしてやると思えばいいじゃん。」と言われて言う通りにしました。若い頃の、向こう見ずな小さい失敗でした。ああ、あのときは一生懸命だったなぁ、人心掌握のある、いい上司だったなぁ…と思い出したので書いてみました。笑
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新3年生の春休み(2)

久しぶりの更新です。

私の大学では来週4月4日から授業が始まります。のんびりとしていて緊張の糸がゆるんでいる日々はあと1週間です。先日は進級発表があり、私は無事に3年生になることができました。今回、クラスの女子が全員進級したことは大変素晴らしい快挙です。危ないと噂されていた人も何人かいたのですが、最後は皆きちんと勉強してクリアしてくれました。女子のほうが(同年代の男子よりは)精神的に成熟していて、最後の最後に頑張れるのかもしれませんね。男子のほうが色々気がそれることが多いのかもしれません。私が東大にいたころは色々と気がそれたもので…成績は平均以下でした。笑 色々と、大都会東京には誘惑がありますよね。笑 その点、過密なカリキュラムのなか一生懸命に勉強するクラスメイトはすごいなぁ、大人だなぁと常々思っています。

私は先日、家族で長崎のハウステンボスに行ってきました。チューリップが満面に咲いていて、子どもが楽しめる施設もありとても喜んでいました。パークとホテルが歩いてすぐなのが良いですよね。子どもが疲れたときにホテルに戻って休むことができますし、いったん帰ってまた夜に行くことでイルミネーションも楽しむことができました。とても綺麗でしたよ。今年は子どもにとって初のディズニーリゾートに行く予定です。いつもあたふたとした日々なぶん、子どもと一緒に居れる時間は大事にしたいと思います。余暇の時間は人それぞれですよね、Facebookで華々しい過ごし方を披露しているクラスメイトがいてうらやましい限りです。和食で1人3万円のコースをお願いしたとか、丸の内のシャングリラホテルでパーティーをしたとか…3月の今しかできないこと、全力で休日をenjoyしてますよね。勉強も遊びも上手な人は魅力的です。笑

最近の平日は、子どもも妻も家にいないため、朝からフィットネスジムに行っています。学期が始まってストレスがかかると、食べて運動不足も重なり体重が増えるので…今のうちにスリムに戻しておきます。私にとって、余暇の時間を運動に費やすことが最適な使い方なのです。いわば運動は私にとって最高の贅沢と言えるでしょう。また将来の自分への投資でもあります。運動して汗をかくと代謝が効率化して、全身が、脳が活性化する気がします。会社に入ったばかりの若いときには、こうは思えなかったことでした。

1週間後からはまた講義と試験に追われる日々が始まります。この土日は桜がまだ見頃でなくて、妻と子どもと一緒に後楽園のアソボーノに行っていました。来週の土日はお花見に行きたいなあ、暖かくて天気が良いといいなぁ、なんて思っています。
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新3年生の春休み

昨日、今日は国立大学の2次試験でしたね。

17年前の今日、私は東大の本郷キャンパスで緊張しながら受験しました。ベルが鳴り、数学の試験問題を開けた瞬間…sin(A+B)=sinAcosB+cosAsinBを証明せよ、とあったのでびっくりした記憶があります。

当時の私は兵庫県に住んでいました。年に1回の入試のために、新幹線を予約し、ホテルをとって、お弁当を買って、寒い季節に緊張しながら受験に行ったことを覚えています。当日の朝、丸ノ内線が途中で止まってドキドキしました。思えばあのころの努力は「心臓破りの坂」だと思います。人生にはいくつか重要なポイントがあり、そのポイントを乗り越えてこそ、将来の途が拓けるものと思います。

さて今は冬学期の試験も無事に終わり、春休みに入っています。
私の大学では、試験期間の最後に総合試験がありました。CBT形式で、1年、2年の全範囲から出題されるのです。総合試験の前に、あいまいなところや、忘れかけていたところを一通り復習することができました。

基礎医学の勉強を通してよく思うのは、機序を理解しておくと忘れない、また、どうしても覚えなくてはいけない知識の羅列は、ゴロ合わせで覚えておくと忘れないということです。医学部の勉強は暗記が多いですが、理解すると色々な知識が繋がり忘れにくくなります。教員は学生が理解しやすいように、実習や講義の内容を親和性成熟しています。その意味で、医学部のカリキュラムは非常によく練られていますし、親切な教員がたくさんいますので、疑問に思ったことはどんどん質問に行くと良いと思います。頭が良すぎる人(特に数学や物理が圧倒的に得意な人)の中には、コツコツ暗記型の勉強が苦手な人がいて、医学部での勉強に苦戦することがあります。医学部での勉強は基本的にコツコツと努力を積み重ねるものであり、60点すれすれで受かった!良かった!と思ってあやふやにしておくと翌学期の次の科目で足を引っ張られます。人の命を預かる仕事ですから、入学してからも一生懸命に常に努力する姿勢が求められています。

総合試験が終わったあと、多くの人が落とした科目について、解答解説や、重要ポイント集を作って、再試験の援護射撃をしていました。4月には、クラスの全員が無事に進級することを祈っています。
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