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学業のこと

今日、秋学期試験が一通り終わりました。

1日1科目の試験が8科目続きました。1科目ごとにかなりのボリュームがあるので、前日の勉強だけでは対応できないものもありました。このため、試験対策プリントの作成など、計画的に準備を進めてきました。

今回、「心理学」の過去問の選択肢問題を、スマホのアプリで学習できるソフトを開発してくれた人がいました。このため、電車の中や少しあいた時間を有効に活用することができ、この科目は比較的余裕を持って準備することができました。今は机に座らなくても、スマホで勉強できる時代ですし、デジタルネイティブの若い人にはこういう方法が合っているのでしょうね。今後、暗記量が増大してゆくにつれ、このように1日何度か記憶をインプット/アウトプットし再認識できる仕組みが重要だと考えています。

学業については、東大理1のときより厳しいと感じています。当時は週1,2回必修の英語と数学、物理だけ行って、あとはシケプリ(試験対策プリント)で単位確保できていたのですが、今はそんな感じではありません。今の大学ではカードリーダーで厳格な出欠管理が行われていますし、少人数教育で教員の監視の目が行き届いています。手を抜くと大幅に落とす試験内容になっているので気が抜けません。大変だけど、この年齢で勉強させていただける境遇に感謝しながら、常に前向きに頑張っています。
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医療体験実習(2日目)~大学病院の産科にて

2日目は大学病院の産婦人科に行きました。帝王切開の手術をオペ室で間近に見学させていただき、新しい生命の誕生に立ち会えたことは一生忘れられない経験になりました。

帝王切開術では、実際に患者さんの下腹部を開き、新生児を取り出す瞬間を見ることができました。私は体内を開いて見ることが初めてであり、電気メスで皮膚が焦げる臭いと、子宮から大量に出血している姿を見て驚きました。子宮内の羊膜を破水させてすぐ、真っ白な赤ちゃんがとり出され元気な泣き声を上げました。新しい生命の誕生の瞬間に思わず「わぁ!」と声が出てしまい、本当に感激しました。生まれましたよ!と患者さんが赤ちゃんを抱いたとき、安心し嬉しそうな表情をしたことを鮮明に覚えています。

手術前、エレベーターに入るときに患者さんは不安で涙がこぼれていました。お見舞いに来ていた旦那さんとお父さんも不安そうにしていた姿が心に残っています。術後に病室に戻ってきたあと、医師が旦那さんとご家族に対して手術の結果と今後の回復の見込みを丁寧に説明しました。旦那さんもご家族も、安心して子どもの誕生を心の底から喜んでいました。

私が医学部に入って半年、この2日間は本当に一生忘れられない思い出となりました。そして、医師はものすごくやりがいのある仕事だと確信しました。この道に来て医学を学べること、本当に幸運ですし大学に感謝しています。これからの学生生活、引き続き全力で学び、患者さんと医療スタッフさんに人として&医師として信頼される医師になります。
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医療体験実習(1日目)

9月下旬の2日間、「医療体験実習」に参加しました。真っ白なケーシーを着て、医学部1年生として病院で医師に付き添って1日を過ごすのです。とても強く印象に残る2日間でした。

1日目は千葉県内にある小さな診療所に行き、診察室で院長に同席しました。院長は私の所属する大学のOBで、大学病院の外科医局長だったかたです。現在71歳、年齢を感じさせないパワフルな姿で一生懸命に診察を行っていました。実習当日、私は院長の後側で静かに座り、診察に同席させていただきました。

1日で80名以上の患者さんが来院され、医師は院長1人で全員を診察しました。この1日、色々なことを観察し学ぶことができました。

(1)院長が1人で縦横無尽に次々と患者さんを診ることができるのは、看護師さん他医療スタッフさんの周到なお膳立ての元に成り立っていること、具体的に理解することができました。「チーム医療」は大切だと常日頃から講義でもよく言われていますが、言葉だけでなく、現実のチーム医療の完成形を間近で見ることができたこと、強く心に残りました。

(2)胸や腹部が痛いという患者さんに対して、院長がいくつかの問いかけを行い、痛みの原因が「体の内側」か「外側=内臓以外の支持組織」を判定したことが何回かありました。このやりとりを鮮明に覚えています。精密検査をするまでもなく、問診だけで原因を特定できる、これは院長の高い診断力の裏付けがあってのことですし、患者さんが検査をしなくても納得するのは、院長が信頼されているからだと思いました。「原因は内臓でない」と分かり、患者さんが安心して診察室を出ていく姿が印象的でした。

(3)色々な患者さんが来院したことを覚えています。人一倍不安の大きい患者さん、アルコール由来のわけありの患者さん、名前と外見が不一致の患者さんなど、私の人生では今までめったに出会ったことのない人たちでした。医師は広い度量とオープンな心を持ち、1人1人の患者さんの立場と状況をよく理解して誠心誠意患者さんのために尽くしてゆくことを肝に銘じました。そしてこれを具現化した院長の姿を、将来の自分の姿のお手本として心に焼きつけました。

診察室に10時間ずっと居たこの1日は、きっと私が将来医師になるための糧になるでしょう。今後は一層、学業にも、そして医師としての人間力を磨くためにも一生懸命に努力して素晴らしい医師に必ずなろうと心に誓いました。

(2日目につづく)

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