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病院実習~小児科にて

先日、大学病院にて病院実習がありました。
私は私は小児科を希望しました。希望叶って行くことになり、期待に胸を膨らませていました。

行く前私は、大学病院の小児科だから、一般の診療所では対応が難しい、先天異常や重篤な疾患をもつ子どもが多くいると予想していました。せっかく行くのだから、大人の内科と異なる、小児科ならではの医師の姿を学び、今後の勉強の糧にしたいと考えていました。

当日の朝、大学病院の医局に行き、挨拶をして教授の診察に付き添いました。それが…子どもが来ないのです。お母さんばかりなのです。教授は小児科の中でも神経内科を専門にしているかたで、「てんかん」や「ADHD」の子どもが対象でした。このような子どもは、突然暴力的になったり落ち着きがなくなったりするので通常学級での学習が難しく、支援学級で学んでいるのです。それで、お母さんが、1-2か月に1回、学校での状況を話して、今後の相談をして薬をもらいにくるというところでした。

その後、病棟とNICUを見学しました。NICUには低体重の生後間もない赤ちゃんが居て、小さいからだで必死に生きている姿が印象的でした。カプセルケースの外からお母さんが手を入れて、着替えさせたりしていました。子どもに対する愛情って格別ですよね。私にも子どもがいますが、もう、この子に会うための人生だったと思えるくらいの愛情を感じます。午後は、救急車で熱性けいれんの子どもが運ばれてきたり、風邪の症状で親子で外来に来た患者さんがいました。

1日、患者さんに対する教授の診察を見て思ったのは、親は子どものためだとものすごく不安になってしまうことと、親を安心させる技術を小児科医は持っているということです。具体的には、親は子どもが高熱が出ると、本当は重症なのでは、脳炎になるのではないか、将来に後遺症が残るのではないか…と悪いように考えてしまいます。子どもが自身の症状を明確に話せないので、どれだけ深刻なのか、それとも軽症なのか分からないのです。そこで教授は、いくつか問診して触診、聴診します。そのあと子どもの腕や足を動かしたり、先生の親指を見つめてね、と言って眼球の動きを見たり、また子どもを横にして首を持ち上げたりするのです…これは身体の「反射」を確認しています。有名なのは膝蓋腱反射ですね。反射が正確かどうか、1つ1つ確認して、それで「疲れからの風邪ですね。特に脳に影響はないですから、ゆっくり休んでくださいね。」と言うと患者さんは安心して帰って行きます。…この手技がなくて問診、聴診だけだと、親御さんは不安になるかもしれませんね。こうやって反射が正確だというのを親御さんにも目で見せて、だから大丈夫ですよ。と自信持って言ってあげると親御さんも安心なのです。

小児科は各診療科に細分化されていないこともあり、小児科医は総合診療医としての幅広い知識と技術が必要だと思いました。そして親御さんを安心させる技術、大事ですよね。銘記しておきます。だんだん私も将来こんな医師になりたいな、と将来像が見えてきました。もういい年ですが、この年齢で勉強をさせてくれる大学に感謝して、引き続き頑張って行きます。

※2年次成績が最優秀賞であり、今年度も大学より特待生表彰と授業料減免を戴きました。模範となる生徒となれるように、これからも頑張って勉強します。
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